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夏バテ防止効果のあるもの

夏バテは、猛暑による自律神経の乱れ、室内外の寒暖差、そして水分・栄養の不足が重なることで引き起こされます。症状が悪化する前に、日常生活と食事の両面からアプローチすることが最も効果的です。

具体的に実践できる夏バテ予防策をまとめました。

1.食事による夏バテ予防
暑さで食欲が落ちると素麺など炭水化物中心の軽い食事に偏りがちですが、それではエネルギー代謝が滞り、疲労が蓄積します。

積極的に摂りたい3大栄養素
ビタミンB1(エネルギー代謝の要)

効果: 摂取した糖質をエネルギーに変え、倦怠感を軽減します。

食材: 豚肉、鰻(うなぎ)、玄米、大豆製品、レバー

ポイント: ニンニク、ネギ、ニラに含まれる「アリシン」と一緒に摂ると、吸収率が飛躍的に高まります。

クエン酸(疲労物質の分解)

効果: 疲労物質である乳酸の代謝を促し、胃液の分泌を活発にして食欲を高めます。

食材: 梅干し、レモン、グレープフルーツ、酢、キウイ

タンパク質(筋肉・体力の維持)

効果: 暑さで消耗した身体の修復と、自律神経の不調を防ぎます。

食材: 鶏むね肉、卵、豆腐、サバやイワシなどの青魚

水分補給のルール
常温または冷やしすぎない飲み物を選ぶ: 冷たい飲み物を一度に飲むと、胃腸が冷えて消化機能が落ちます。

喉が渇く前にこまめに飲む: 1回あたりコップ1杯(150〜200ml)程度を目安に、1日1.5〜2Lほど補給します。

汗を多くかいた時は塩分も: 水だけでなく、麦茶や経口補水液、または水+梅干しなどで電解質を一緒に補給してください。

2.日常生活での予防習慣
身体の体温調整を担っている「自律神経」を整えることが、夏バテを防ぐ最大のポイントです。

エアコンの適切な利用と寒暖差対策
室温は26〜28℃を目安に: 外気温との差を「5℃以内」に抑えるのが理想です。

体感温度の調整: 直接風が体に当たらないようサーキュレーターを活用し、外出先やオフィスでは羽織りものや膝掛けで冷えを防ぎます。

入浴はシャワーで済ませず湯船に浸かる
38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分: 身体の芯から温めることで副交感神経が優位になり、自律神経が整います。

冷え切った胃腸や手足の血流が改善し、質の良い睡眠にもつながります。

質の高い睡眠を確保する
就寝時もエアコンを活用: 朝までつけっぱなし(27〜28℃設定)にするか、タイマーを数時間セットして途中で起きない環境を作ります。

朝起きたら太陽の光を浴び、体内時計をリセットしましょう。

適度な運動で発汗能力を保つ
早朝や夕方の軽いウォーキングやストレッチ: 汗をかく習慣をつけることで体温調節機能が維持されます。激しい運動は避け、じんわり汗をかく程度に留めましょう。